海外旅行のボディバッグが危ないと言われる7つの原因と今日からできる防犯術
海外でボディバッグは危険だと聞くと、
便利な反面不安になりますよね。
結論から言うと、使い方と選び方を間違えるとスリや
ひったくりの的になりやすい一方、対策次第でリスクは大きく下げられます。

ボディバッグって手ぶらでラクだけど…海外だと逆に狙われるって聞いて不安。
どう使えば「便利さ」と「安全」を両立できるの?

コツは「前持ち+中身の分散+開閉回数を減らす」です^^
選び方も大事で、体に密着する形・ファスナーが隠れる構造・ベルトが切られにくい素材だと狙われにくくなります。
この記事では危険と言われる理由、狙われにくいバッグの条件、
正しい身につけ方、万一の対処までを具体的に解説します。
ボディバッグが海外で危険と言われる7つの理由を先に整理

ボディバッグは手ぶらで動けて便利ですが、海外ではスリやひったくりの「狙いやすい条件」が揃うことがあります。
危険の正体を分解すると、対策も選び方も一気にシンプルになります。
背中側に回すと死角が増え、スリの手が入りやすい
一番多い落とし穴は、ボディバッグを背中側に回して歩くことです。自分の視界から外れ、ストラップやファスナーの位置も確認しづらくなります。混雑した場所では、軽い接触の中でファスナーを開けられても気づきにくいのが厄介です。
- 背中掛けは「気づくのが遅れる」ことが最大のリスク
- 立ち止まるときほど前に回すクセをつける
- 写真撮影や地図確認の前に、まずバッグ位置を確認する
ファスナーの向きと開閉の癖が「狙いどころ」を作る
ファスナーのつまみが外側に向いていたり、片手で簡単に開く構造だと、他人も同じように開けられます。特に、歩きながら無意識に開け閉めする癖があると「ここに財布がある」と教えているようなものになります。
- つまみが体側に来る向きで背負えるモデルが安心
- ダブルファスナーは、開く方向を限定しやすい
- よく使う収納は「内側ポケット」に寄せると狙いが外れる
混雑で密着されやすく、注意力が落ちる
海外の観光地や公共交通は、とにかく人が多い場面が増えます。人混みでは、周囲に気を配る余裕がなくなりがちです。そこに話しかけ、ぶつかり、囲み込みなどが重なると、数秒で抜き取られることがあります。
- 混雑では「スマホを見ない」が最大の防犯
- 立ち止まるなら壁側や店内など、背後が守れる位置へ
- イヤホン両耳は避け、片耳か外して状況把握を優先する
ひったくり・切り裂きに弱い素材と構造がある
スリだけでなく、ひったくりや切り裂きも想定すると、素材とストラップは重要です。薄いナイロンや細いストラップは、引っ張られたときに耐えられないことがあります。特に路上やバイクが近い道路では注意が必要です。
- ストラップは太めで、縫製が強いものを選ぶ
- バッグ本体は厚手、もしくは補強層があると安心
- 身体の前で押さえられる位置で運用するのが前提
スキミングやスマホのぞき見などデジタル面の不安
海外では現金盗難だけでなく、カード情報の不正利用やスマホの覗き見も気になります。ボディバッグは貴重品が集中しやすいので、物理面の対策と同時にデジタル面の習慣も整える必要があります。
- カードは必要枚数だけ、残りは別管理にする
- スマホのロックは強めにし、通知の表示も見直す
- 人混みでの暗証番号入力は、体で隠して短時間で終える
1つのバッグに貴重品を集約すると被害が致命的
「財布、パスポート、スマホ、カード、鍵、全部ここ」が一番危険です。盗まれた瞬間に、支払いも移動も連絡も止まります。海外では復旧に時間がかかるため、分散は面倒でも効果が大きい対策です。
- パスポートは持ち歩くならコピーも別に持つ
- 予備カードや予備現金はホテルのセーフティボックス等へ
- スマホ依存を下げるために紙のメモも用意する
持ち物分散の例(目安)
| 置き場所 | 入れるもの |
|---|---|
| ボディバッグ(前掛け) | 当日分の現金、メインカード1枚、スマホ |
| 服の内側ポケットやセキュリティポーチ | パスポート、予備現金少額 |
| 宿の金庫や鍵のかかる場所 | 予備カード、残りの現金、予備SIMなど |
海外で「body bag」は別の意味になりやすいので注意
日本で言うボディバッグは、英語圏では別の意味で受け取られることがあります。お店で探すときや空港で説明するときは、sling bag や crossbody bag などの表現を使うとスムーズです。言葉が通じるだけでも、買い替えや相談のストレスが減ります。
- 店員に見せるなら「sling bag」「crossbody bag」が無難
- 旅行中の買い足しは現地でサイズ確認しやすい表現が便利
- 誤解を避けるだけで、余計なトラブルを回避しやすい
狙われにくいボディバッグの選び方(防犯仕様)
対策の第一歩は、バッグ選びで“相手の手間”を増やすことです。高価なモデルである必要はありません。狙われにくい条件を満たしているかをチェックして、使い方とセットで完成させます。
サイズは小さめ、取り出し回数が減る設計を選ぶ
大きいほど物が増え、出し入れも増えます。出し入れが増えるほど、注意が逸れる回数も増えるので、海外では小さめが基本です。収納は「頻繁に使う物ほど取りやすいが、外から見えない」配置が理想です。
- 目安は財布・スマホ・パスポートが入る最小サイズ
- 外ポケットが多すぎるモデルは管理が難しくなる
- 内部に仕切りがあると、触っただけで配置確認ができる
ロック・二重ファスナー・内ポケットで“手間”を増やす
防犯は完璧を目指すより、狙う側に「面倒」と思わせるのが現実的です。ファスナーをロックできる、つまみが隠れる、内ポケットが深いなど、数秒の差を作る工夫が効きます。
- ダブルファスナー+簡易ロックは人混みで強い
- ファスナーが体側に沿う構造は、開けにくさが上がる
- 内側のファスナーポケットにカードやパスポートを入れる
代替案も知る:クロスボディ・ウエストポーチ・セキュリティポーチ
ボディバッグが不安なら、シーンで使い分けるのも正解です。移動が多い日はクロスボディ、混雑が読めない日はセキュリティポーチ、買い物中心の日はウエストポーチなど、最適解は変わります。
- 観光地の人混み:前掛けできるクロスボディが扱いやすい
- 長距離移動:セキュリティポーチで貴重品を分散できる
- 食事やカフェ:椅子に掛けない運用がしやすい形を選ぶ
正しい身につけ方と行動ルールで危険を減らす
同じバッグでも、持ち方と行動で安全度は大きく変わります。海外のスリ対策は「バッグそのもの」より「使い方の一貫性」が重要です。今日から変えられるルールに落とし込みます。
基本は前掛け、脇下固定、ストラップ短めで体に密着
基本形は、胸から腹の前で抱える位置です。ストラップは短めにして、バッグがブラブラしない状態が理想です。ファスナーは体側に寄せ、必要なら片手で上から押さえられる位置に置きます。
- 人混みでは常に前、階段や改札でも前をキープ
- 歩きスマホをしない分、前掛けの効果が最大化する
- 立ち止まる前にバッグ位置を整える習慣を作る
出し入れの作法で差が出る:スマホ・財布・チケットの管理
盗難が起きやすい瞬間は「出し入れ中」です。支払い、切符、写真撮影のときに無防備になりやすいので、作法を決めておくと事故が減ります。
- 改札前にチケットを準備し、立ち止まる時間を短くする
- 財布を開いたら、カードはすぐ戻してファスナーを閉める
- 写真は短時間で撮り、スマホはすぐバッグへ戻す
狙われやすい場所の歩き方:駅・市場・イベント・飲食店
スリは「混雑」「観光客」「注意が散る場所」を好みます。駅のホーム、地下鉄の出入口、市場、フェス、人気レストランの行列などは典型です。場所ごとのルールを決めると迷いが減ります。
- 駅:乗り降りの瞬間はバッグを上から押さえる
- 市場:試食や値段交渉で手が塞がるので、前掛けを徹底
- 飲食店:椅子の背に掛けず、体に触れる位置で管理する
よくある手口と注意シーン(都市別の傾向も押さえる)
「どんな手口があるか」を知っているだけで、違和感に気づきやすくなります。ここでは再現性の高い手口をまとめ、危険なタイミングを先回りして潰します。都市名はあくまで例として捉えてください。
典型手口:気をそらす、押す、汚す、署名、過剰な親切
手口の共通点は、あなたの意識をバッグから外すことです。ぶつかる、話しかける、道を聞く、署名を求める、服を汚したと指摘するなど、入口は様々です。対応はシンプルで「距離を取る」が最優先です。
- 変な接触や過剰な親切は、いったん無視して距離を取る
- 囲まれそうなら、人の少ない方へ移動しない
- 不審を感じたら、バッグ位置を前で固定してその場を離れる
交通機関は要注意:地下鉄・バス・空港・長距離列車
交通機関は、乗り降り、改札、荷物棚など「隙」が多いのが特徴です。特に、ドア付近やエスカレーターは密着が起きやすいので、バッグを押さえるだけで防げる被害が増えます。
- ドア付近は避け、可能なら車両の中央へ移動する
- 荷物棚に置くなら、貴重品は必ず身につけておく
- 空港や駅でも、カフェで荷物から目を離さない
具体例でイメージする:欧州の観光都市・リゾート・ナイトスポット
例えば欧州の観光都市では、駅や主要観光スポット周辺でスリやバッグの盗難が注意点として挙げられがちです。リゾートは開放感で警戒が緩みやすく、ナイトスポットは酔いで判断力が落ちます。場所の名前より、状況で判断するのがコツです。
- 観光地:写真撮影と人混みが重なる場所は要警戒
- リゾート:荷物を椅子や砂浜に置いた瞬間が狙われやすい
- 夜:現金を最小化し、帰り道の移動手段を先に確保する
盗難に遭ったら何をする?最短で立て直す手順
どれだけ対策しても、ゼロにはできません。重要なのは、被害直後の動きで被害額と復旧時間が変わることです。慌てずに、やる順番だけ覚えておけば立て直せます。
まず身の安全、次に停止:カード・SIM・端末・アカウント
最優先は身体の安全です。追いかけたり、取り返そうとすると危険が増えます。そのうえで、クレジットカード停止、デビット停止、スマホの回線や端末の遠隔ロックなど、被害拡大を止めます。
- その場を離れて安全な場所で連絡する
- カード会社の緊急連絡先は紙でも控える
- 端末の位置情報や遠隔ロック機能は渡航前に確認する
被害届と証明:現地警察、宿、在外公館、旅行会社との連携
保険請求や再発行には、被害届などの証明が必要になることがあります。現地警察での届出、宿への相談、必要に応じて在外公館への連絡など、手順を踏むほど復旧が早くなります。
- いつ、どこで、何が盗まれたかをメモに残す
- 可能なら、最後に所持を確認した場所も記録する
- 旅行会社のサポート窓口がある場合は併用する
旅行保険と再発防止:証拠の残し方と次の日からの持ち方
保険を使う場合は、購入証明や被害証明が効いてきます。領収書やクレジット明細、端末のシリアル番号など、渡航前から準備しておくと強いです。再発防止は、持ち物を減らし、分散し、前掛けを徹底するのが基本に戻る最短ルートです。
- パスポートやカードの情報は、写真や控えで保管する
- 被害後は現金・カードの持ち歩きを最小化する
- 同じ行動パターンを変えるだけで、再被害は減らせる
まとめ
ボディバッグは海外で危険と言われがちですが、原因の多くは背中掛けによる死角、出し入れ中の隙、貴重品の一括管理にあります。

ボディバッグって結局、背中に回さない方がいいの?
中に全部入れちゃう癖もあるんだけど…それも危ないかな。

はい^^ 背中掛けは死角が増えるので、基本は前掛けで体に密着が安心です。
さらにロックや内ポケットで開けにくくして、現金・カードは分散すると効果が出ますよ。
対策はシンプルで、前掛けで体に密着させる、ロックや内ポケットで開けにくくする、現金やカードを分散するだけでも効果があります。渡航前は安全情報の確認と連絡先の控えを用意し、万一の際は身の安全を最優先にカード停止と届出へ。今日から持ち方と中身を見直して、安心して海外を楽しみましょう。
外務省「たびレジ」(海外安全情報を日本語で受信できる無料配信サービス)
OSAC(米国務省のDiplomatic Security関連)による軽犯罪・スリ対策の解説
英国政府GOV.UK(Italy travel advice)でのスリ・バッグひったくり注意と対策例
ロンドン警視庁(Met Police)のPickpocketing対策:バッグを前に、閉める、コピーを取る等
“body bag” が英語では遺体袋の意味になり得る点(辞書)