電動・ロード・クロスは要注意?自転車盗難の傾向と今日からできる防犯術
自転車 盗まれやすい ブランドを調べているなら、
先に知ってほしい事実があります。
狙われやすさを決めるのは、
ブランド名そのものより「人気・換金性・停め方」の組み合わせです。

えっ、ブランドだけ見てもダメなの?じゃあ何を見ればいいの〜!

人気・換金性・停め方の3点です。まず「置き方」と「鍵」で、被害確率は大きく下げられますよ^^
この記事では、盗難が起きやすい自転車の特徴、
危ない駐輪環境、鍵の選び方と二重ロックの基本、
盗まれた後の手順までを一気に整理します。
今日からできる対策で、被害の確率を大きく下げましょう。
自転車 盗まれやすい ブランドはある?結論と狙われる仕組み

「このブランドは盗まれやすい?」という疑問は自然です。ただ、実際の盗難はブランド名だけで決まるものではありません。流通量が多い、売りやすい、持ち去りやすい、停め方が甘い。こうした条件が重なるほど被害は増えます。ここでは特定ブランドの断定的な順位付けではなく、狙われる仕組みと傾向から現実的な対策へつなげます。
ブランド名より「人気と換金性」で狙われる現実
盗難が起きやすいのは、人気があって中古でも売れやすい自転車です。つまり「持っている人が多い」「欲しい人が多い」ほど、結果として盗難の話を見聞きしやすくなります。
通勤・通学で台数が多いシティサイクル系、趣味性が高く相場が落ちにくいスポーツ自転車系、実用品として需要が高い電動アシスト系は、いずれも中古需要が強いジャンルです。ブランドを気にするより、あなたの自転車が中古市場で売れやすい条件を満たしているかを確認する方が近道です。
ポイントは次の3つです。
- 売りやすい価格帯か(需要が高いレンジ)
- 見た目で価値が伝わるか(スポーツ車、電動、状態が良い)
- すぐ持ち去れる停め方か(固定物なし、鍵が弱い)
盗難が多くなりやすい車種の傾向(電動・スポーツ・シティ)
盗難の目立ちやすい車種には理由があります。
電動アシスト自転車は、車体だけでなくバッテリー盗難も起きます。バッテリーは小さく、価値も分かりやすいので、対策が甘いと狙われます。メーカーもバッテリー盗難対策として補助ロックなどを案内しています。
スポーツ自転車(ロード・クロス・MTB)は、軽量で持ち運べてしまう点がリスクです。さらにホイールやサドルなど高価なパーツが付くことが多く、車体盗難だけでなくパーツ盗難の入口にもなります。
一方で、シティサイクル(いわゆるママチャリ)も台数が多く、短時間駐輪や無施錠が発生しやすいので油断は禁物です。「高いから盗まれる」「安いから大丈夫」ではなく、停め方と鍵で差が出ます。
価格帯と見た目で「盗まれやすさ」は変わる
同じジャンルでも、見た目で価値が分かるほど狙われやすくなります。例えば、きれいなフレーム、目立つロゴ、新品に近い状態、人気カラー、ブランド純正のバスケットやチャイルドシートなどは「手間をかけずに売れそう」と判断されやすい要素です。
逆に、盗難リスクを下げる考え方もあります。
- 新車のままにしない(目立つステッカーや傷防止フィルムで個体識別)
- 盗難されやすいパーツは交換や保護を検討
- 高価に見える装備を駐輪時に外す(ライト、サイコン等)
大事なのは「盗難しにくい」ではなく「盗みたくない、時間がかかる」と思わせることです。
盗難が起きやすい場所と時間帯のパターン
盗難は人通りのない路地だけで起きるわけではありません。むしろ生活動線の中で発生します。住宅敷地内や駐輪場でも油断が生まれやすく、短時間のつもりが被害につながります。
危険度が上がるのは、次の条件が重なる時です。
- 固定物がない(柵やラックに繋げない)
- 暗い、見通しが悪い
- 長時間放置になりやすい(夜間、通勤中)
- 似た自転車が多く紛れやすい(大型駐輪場)
国の駐輪場整備の考え方でも、見通しや照明、防犯設備の重要性が整理されています。停める場所を変えるだけで、リスクが下がることがあります。
無施錠・ワンロックが多い理由と落とし穴
「ちょっとだけ」「家の前だから」「駐輪場だから」。こうした油断が無施錠やワンロックを生みます。実際、盗難被害では無施錠の割合が高いことが示されています。つまり、対策の第一歩はシンプルに施錠率を上げることです。
また、ワンロックでも「車輪だけ」など外せる部分にかけてしまうと、車体は持っていかれます。鍵をかけている安心感がある分、逆に危険です。鍵は「固定物と車体を一体化させる」意識で選びます。
車体だけじゃない、パーツ盗難とバッテリー盗難
盗難は車体ごとだけではありません。特に多いのが次の3つです。
- 電動アシストのバッテリー
- スポーツ自転車の前後ホイール(クイックリリース等)
- サドル、ライト、サイコンなど着脱が簡単な装備
メーカー純正オプションとして、バッテリー用ロックや補助錠が用意されているケースもあります。車体ロックと同じくらい「外せる物を守る」意識が重要です。
「盗まれやすいランキング」を鵜呑みにしない見方
ネットの「盗まれやすいブランドランキング」は、根拠が不明なものも多く、地域差や母数の違いで印象が変わります。流通量が多いブランドほど話題に上がりやすい一方で、「防犯が弱いブランド」という意味ではありません。
見るべきはブランド名より、チェック項目です。
- あなたの生活圏での駐輪環境(自宅、駅前、職場)
- 自転車のタイプ(電動、スポーツ、シティ)
- 鍵と停め方(二重ロック、固定物、時間)
この3つを整えれば、人気ブランドでも盗難リスクは大きく下げられます。
狙われやすさを決める5つのチェックリスト
盗まれやすいかどうかは、買った瞬間より「停めた瞬間」に決まります。ブランドに関係なく、ここで紹介するチェックリストで弱点を見つけて埋めるのが最短ルートです。点検のコツは、毎日の駐輪シーンを具体的に思い出すこと。通勤、買い物、保育園送迎など、場面ごとに見直しましょう。
駐輪環境で差が出る(固定物・明るさ・人目・カメラ)
まずは環境です。固定物があるだけで「持ち去り」の難易度が上がります。さらに、明るさと人目があると心理的抑止が効きます。管理人や防犯カメラの有無も判断材料です。
チェック項目は次の通りです。
- 固定物(柵、柱、専用ラック)がある
- 夜でも明るく、見通しが良い
- 人の流れがある(店舗前、駅の主要導線)
- 管理体制がある(有人、カメラ、入退場管理)
短時間でも「暗い裏口」より「明るい正面」。この選択が積み重なると大きな差になります。
ロック構成で差が出る(二重ロック・地球ロック・鍵の種類)
次は鍵です。基本は二重ロックです。車体についている鍵に加えて、補助錠を追加します。鍵を2つにするだけで時間がかかり、狙われにくくなります。
鍵選びの目安をまとめます。
| ロック種類 | 長所 | 注意点 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| U字ロック | 切断されにくく時間を稼げる | かさばる、固定物が必要 | 駅前や長時間駐輪が多い |
| チェーンロック | 固定物に巻きやすい | 重くなりがち | 自宅置き、通勤用 |
| ワイヤーロック | 軽くて扱いやすい | 補助として使う意識 | 短時間+二重ロック前提 |
| ブレードロック等 | 取り回しと強度のバランス | 製品差が大きい | 日常で持ち運びたい |
さらに、地球ロック(固定物と車体を繋ぐ)ができるかが重要です。車輪だけにかけるのではなく、フレームを中心に固定物へ繋ぎます。
登録と証明で差が出る(防犯登録・車体番号・購入記録)
盗難防止は「盗まれない工夫」と「戻りやすい工夫」の両輪です。日本では防犯登録制度があり、盗難時の照会や被害回復に役立ちます。購入時の控え、車体番号の写真、保証書、譲渡証明なども揃えておくと手続きがスムーズです。
おすすめはスマホでの記録です。
- 車体番号、型番、カラーを撮影
- 正面・側面・特徴パーツの写真を残す
- 購入証明(レシート、納品書)を保管
中古で買う場合は、譲渡証明と防犯登録の手続き可否を必ず確認しましょう。
人気ブランドに共通する盗難対策:最低限これだけ
人気ブランドを避けるより、人気ブランドでも安心して乗れる守り方を作る方が現実的です。対策は複雑にする必要はありません。二重ロック、地球ロック、外せる物の管理。この3点を習慣にできれば、盗難リスクは体感で大きく下がります。
二重ロックの基本セットを作る
まず、あなたの生活に合う「基本セット」を決めます。おすすめは、車体の常設鍵+補助錠の組み合わせです。補助錠は持ち運びやすさと防犯性のバランスで選びます。
例としては以下です。
- 通勤・駅前:U字ロック+ワイヤー(サブ)
- 買い物中心:チェーンロック(短め)+常設鍵
- 子乗せ電動:チェーンロック+バッテリー対策
鍵は高価であるほど良い、だけではありません。使わなくなる鍵が一番危険です。毎日使える重さと手間で落とし所を作りましょう。
地球ロックで「持ち去り」を難しくする
二重ロックができても、固定物に繋げなければ持ち去りのリスクが残ります。地球ロックは、最も効果が出やすい習慣です。
コツはシンプルです。
- フレームを中心に固定物へ
- できれば前輪も別の補助錠でケア
- 鍵穴は下向きにしない(汚れやすい)
駐輪場を選ぶときは、固定できる構造かどうかを最優先に見てください。
電動・スポーツは「外せる物」を守る(バッテリー・ホイール)
電動アシストはバッテリーが狙われやすいので、駐輪時に外して持ち帰る、補助ロックを使うなどを習慣化すると効果的です。メーカーがバッテリー盗難対策用のロックを案内していることもあるので、純正オプションも確認すると安心です。
スポーツ自転車はホイールが外しやすい仕様も多いため、次の優先順位で守ります。
- フレームを固定物へ
- 前輪を補助錠で追加
- 簡単に外せるライト等は外して携帯
「盗まれにくくする」より「盗みにくく、時間がかかる」状態を作るのが狙いです。
もし盗まれたら:やること手順と戻ってくる確率を上げるコツ
どれだけ対策しても、被害がゼロとは言い切れません。だからこそ、盗まれた直後の動き方を決めておくと安心です。特に最初の行動が早いほど、発見や回復の可能性が上がります。事前に必要な情報をスマホにまとめておくだけでも、焦りが減ります。
まず最初の30分でやること(探す範囲と通報)
まずは落ち着いて、移動・撤去の可能性を確認します。
- 駐輪位置の周辺(数十メートル)を確認
- 駐輪場の管理者がいる場合は記録やカメラの有無を相談
- 明らかに盗難なら、早めに警察へ相談・届出
このとき役立つのが車体写真と車体番号、防犯登録番号です。口頭で説明できる状態にしておくとスムーズです。
防犯登録・書類で捜査が進みやすくなる
防犯登録は盗難時の照会に役立ちます。登録票の控え、購入証明、保証書、車体番号の写真があると、届出の精度が上がります。
やっておくと良いことは次の通りです。
- 防犯登録番号と車体番号をメモ
- 目印(カスタム、傷、ステッカー)を写真で残す
- 盗難場所・時間帯をメモしておく
中古購入の場合は、譲渡証明や登録の名義変更ができているかが特に重要です。
盗難補償・保険の使い方と再発防止
自転車保険や盗難補償が付くケースもあります。購入店のサービス、クレジットカード付帯、メーカーや販売店の保証など、加入状況を確認しましょう。
補償の有無にかかわらず、再発防止で見直すポイントは同じです。
- 駐輪場所を変える(固定物・明るさ)
- 鍵をアップデートする(二重ロック前提)
- 外せる装備は外す(特に電動バッテリー)
盗難は「運が悪かった」で終わらせず、条件を変えることで再発確率を下げられます。
購入前・乗り方で盗難リスクを下げる:選び方と習慣
盗難対策は、買ってからだけではありません。購入前に「守りやすい自転車」を選ぶと、日々のストレスが減ります。また、同じ自転車でも習慣次第でリスクは変わります。ここでは、ブランドを選ぶ前に確認できるポイントと、毎日続けられる防犯習慣をまとめます。
盗難に強い仕様を選ぶ(鍵・フレーム・純正オプション)
選ぶときの基準は、盗難しにくさより「盗難対策を続けやすいか」です。
- 常設鍵が使いやすい位置にある
- フレーム形状が地球ロックしやすい
- 電動ならバッテリーを外しやすい、補助ロックが選べる
- 純正オプションで防犯性を上げられる
人気ブランドでも、こうした仕様だと対策を継続しやすく、結果として被害リスクが下がります。
駐輪場と自宅置きの最適解(短時間でも油断しない)
日常で一番大切なのは「短時間でも必ず施錠する」ことです。コンビニや保育園の送り迎えの数分が、最も油断しやすい場面です。
おすすめの運用は以下です。
- 外では必ず二重ロック(最低でもワンロック+地球ロック)
- 自宅でも施錠(敷地内でも油断しない)
- 駐輪場は固定物・明るさ・見通し優先で選ぶ
停め方が整うと、ブランドの心配はぐっと小さくなります。
カスタムと記録で「狙われにくく、戻りやすく」する
最後に、狙われにくくする工夫と、戻りやすくする工夫です。
- 目印になる小カスタム(個体識別)
- サドルやホイールに盗難防止パーツを検討
- 車体番号・登録番号・写真をスマホに保存
「盗まれやすいブランド」を探すより、自分の自転車を「盗みにくい状態」にして、万一でも「戻りやすい状態」にしておく。この考え方が一番効果的です。
まとめ
自転車 盗まれやすい ブランドを気にする人ほど、実は対策で大きく差がつきます。狙われやすさはブランド名より、人気と換金性、駐輪環境、そして施錠の習慣で決まります。
まずは二重ロックと地球ロックを基本にし、電動ならバッテリー、スポーツ車ならホイールなど外せる物も守りましょう。
さらに防犯登録と車体番号の記録を揃えると、万一の回復力が上がります。今日から駐輪場所と鍵を見直し、安心して愛車に乗れる環境を作ってください。今後は駐輪場の整備や防犯機器の普及で、対策の選択肢も増えていくはずです。

盗難対策は「目立たせる・時間を稼ぐ・記録を残す」の3点セットです。習慣にできれば一気に強くなりますよ^^

よしっ!二重ロック+地球ロック、あと車体番号メモ!今日からやる〜!
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大阪府警「自転車防犯登録制度について」
国土交通省「自転車等駐車場の整備のあり方に関するガイドライン」